【レビュー】ティーチャーズ ハイランドクリームってどんなウイスキー?

ウイスキーレビュー

今日も1日、お疲れさまです。

本日の一杯は、ブレンデッドスコッチの王道、「ティーチャーズ ハイランドクリーム」です。基本情報やテイスティングした感想など纏めたので、ぜひご覧ください。

先に結論

  • スモーキーフレーバー、ピート香が好きな方に◎
  • 1,000円台とは思えない高コスパで日常ウイスキーに最適
  • 飲み方はハイボールがおすすめ

歴史

「ティーチャーズ」という名前は、創業者のウィリアム・ティーチャーが由来です。

ウィリアムは、スコットランドのグラスゴーで生まれ、12歳という若さで、酒税法の改正を好機と捉え、ウイスキーの道に進むことを決めたとのこと。

その後、グラスゴーで「ウィリアム・ティーチャー」というドラムショップ(ワンショットバー)をオープン。当時、看板として掲げていた名前の頭文字であるWT(W=ウィリアム、T=ティーチャー)のマークは、現在発売されているボトルにも描かれ続けています。

蒸溜酒法が制定され、ブレンデッドウイスキーの製造が合法化される前から、ウィリアムは将来のブレンデッドスコッチの可能性を見据えて既に開発に着手し、既に数多くのブレンドレシピを持っていました。なんという先見の明。。そして試行錯誤を繰り返し、「ハイランドクリーム」が誕生。

その後、ウィリアムは逝去しますが、ウィリアムの息子たちによって「ハイランドクリーム」が世界に広められていきます。

その過程で、息子のアダムが、質の良いティーチャーズを安定的に作り出すために「アードモア蒸溜所」を設立。アードモアで造られるモルトウイスキーは、今もティーチャーズ ハイランドクリームのキーモルトとしてブレンドされています。

基本情報

概要

生産国    :スコットランド
分類     :ブレンデッド
容量・価格  :700ml \1,610(希望小売価格)
度数     :40%
キーモルト  :アードモア
製造元    :サントリー

※2025年5月時点の情報です

主な特徴

ハイランドモルトであるアードモア蒸溜所のシングルモルトをキーに、多種多様なモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされています。

モルトウイスキーの比率は、通常のブレンデッドウイスキーが約30%に対し、ティーチャーズ ハイランドクリームは45%以上を占めていることが特徴。これは当時から破格の比率です。

まる
まる

アードモアのピーティーなキーモルト、こだわりのブレンド比率でさわやかなスモーキーフレーバーを生み出しているのが特徴です。

おすすめの飲み方

スモーキーフレーバが爽やかに引き立つハイボールがおすすめです♪

  1. グラスに氷を一杯いれる
  2. ティーチャーズを適量入れてマドラーで氷となじませる
  3. キンキンに冷えたソーダを氷に触れないよう注ぐ(比率はティーチャーズ:ソーダ=1:3がおすすめ)
  4. マドラーでゆっくり氷を浮かせて完成

評価・レビュー

テイスティングレビュー

ティーチャーズのハイボールは、スモーキーだけど、後味はすっきりとした爽やかさがあり、重すぎない。心地よいピーティーさを感じられつつフルーティーさもあり、ごくごく飲めちゃう。

2,000円以内と安価なので、値段を気にせずに飲めるのもよいですね(^-^)

個人的には、燻製や肉料理などの食事とあわせて、ティーチャーズのハイボールで流し込みたいです。

まる
まる

スモーキーなハイボールを飲みたいときはこれ!コスパが良く、デイリーウイスキーとして愛飲。我が家は4ℓボトルで常備してます。

ティーチャーズをおすすめしたい人

  • スモーキーなフレーバーが好きな方
  • 日常的に食事と合わせてウイスキーを楽しむ方
  • ウイスキー初心者でスコッチウイスキーを試してみたい方

例えば、ボウモアやアードベッグのようなアイラモルトはピートが強すぎて苦手に感じるという方も、ティーチャーズのややマイルドなスモーキーフレーバーを試してみると、意外とはまってしまうかも?

逆に、スモーキーさを全く好まない、という方にはオススメできません。ネットでもティーチャーズが苦手・まずいという感想を見ると、そもそもピート・スモークが苦手という方が多い印象です。

また、手を出しやすい価格帯なので、ウイスキー初心者の方にもおすすめしたい一本です。

まとめ

冒頭に書いた結論をもう一度。

  • スモーキーフレーバー、ピート香が好きな方に◎
  • 1,000円台とは思えない高コスパで日常ウイスキーに最適
  • 飲み方はハイボールがおすすめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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